50代の血圧の正常値は、上の血圧で133~138mmHg、下の血圧で81~85mmHgほどと考えられます。

50代から、上の血圧が「正常高値」になり始める点に注意して下さい。

まず始めに50代で血圧を正常値に出来ている方の割合です。

血圧が正常値の割合 30代 40代 50代 60代 70代
女性 85% 65% 43% 26% 19%
男性 62% 41% 31% 22% 18%

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50代女性で43%、50代男性で31%の方が血圧の正常値を保持しています。しかし逆の言い方をすれば、50代になると約60%以上の確率で正常値ではないという事です。

下の表は、50代の血圧の平均値を正常値として考え一覧表にしたものです。

50代 血圧 正常値 30代 40代 50代 60代 70代
女性 114/71 123/77 133/81 140/82 145/79
男性 124/79 130/84 138/85 142/84 146/80

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50代の上の血圧を見る限り、今後高血圧になるかどうかが決まるのが50代の血圧の管理次第だと言えそうです。

また上の表には表れないのですが、30代~50代の若い方を中心に「下の血圧だけ高い」方も多くなる傾向があります。特に仕事が忙しい方や睡眠不足の方、肥満ぎみの50代前後の方に多く見られる傾向です。

50代で下の血圧が高いという方は、睡眠時間を6時間以上とるようにしてからもう一度血圧を正しく測定してみる事も大切です。寝不足だったり、血圧を正しく測らないだけでも10~20mmHgほど違ってくる場合もあるからです。

またダイエットに成功し睡眠時間も確保、血圧も正しく測定した・・それでも下の血圧が正常値にならない30代~50代の方は、「血圧 下が高い」の記事も参考にして下さい。

50代の方で血圧が高い又は正常高値の方は、50代の早い時点で血圧を正常値のレベル(130/85未満)まで下げて、高血圧を防止するよう頑張って下さい。

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